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文字が上手ければイイ訳じゃない代筆書家の仕事

こんにちは!今日は講師としてではなく、代筆作家としてのお仕事をご紹介します!

人の想いを形にするお仕事

私は、「自分自身で書く」楽しさを伝える講師の仕事が大好き!!なので、アート書道の作品を販売には、あまり力を入れておりません。

実は、自分のアートを売りたい!って欲求は、ほぼないんですよね(笑)

そんな私が、好きで、唯一販売を続けているのが、「誰かを想う気持ちを代筆する」作品制作です。

想いの代筆書家って?

想いの代筆は、「誰に、どんな想いを伝えたいですか?」を伺って制作します。

誰かにお祝いを伝えたいとき、気持ちを届けたいときの、贈り物として描かせていただくことが多いです。

赤ちゃんの未来の幸せを願う気持ちを代筆

例えば、赤ちゃんが誕生したとき。

名前には、親の願い、想いが込められていますよね。

メールで、名前の由来や、そこに込めた想いなどを伺って描くのがお名前アート書道です。

以前はイベントに出展してその場で書きおろしをしていたことも。

教室業が多忙になり、なかなか出展しなくなりましたが、お子さんへの想いを聴いて描くのはとても楽しい時間でした。

名前に込めた思いが形になったときの、お父さん、お母さんの嬉しそうな笑顔が嬉しいんですよ…♪

数年前のイベントで来てくださった方が、「二人目が生まれたので、またお願いします!」って、私のインスタグラムを見つけてくれたときは感動しました涙

母の日に普段は言えない感謝を届ける

そして、ときどき涙してしまうのが…母の日の感謝状。

母の日ギフトを描くときも、「お母さんにどんな気持ちを伝えたいですか?」とか、「お母さんはどんな性格の方ですか?」などをメールでお聞きして作ります。

たくさん想いや、お母さんとのエピソードを書いてくれる方もいれば…

これからは楽しいことして、体に気を付けてね。

くらいの、短いメッセージだけの方もおられます。

でも…「短い文章しか言わなかったのに、なんで私の気持ちが分かったんですか涙」と言われることも多い、この母の日ギフトです♪

言語化できていない想いを代弁

とりとめない説明を書いただけなのに、想いを汲み取っていただけて、こんなに素敵な文章にしていてだけるなんて…感激です!

こんな風に言われると、もう、ガッツポーズです(笑)

どんな文章をお願いしたらいいのか…と迷う人も多いのですが、メールで数行ほどの文章で、全然大丈夫なんです。

想いを汲み取って、贈る相手に届くように言語化するのが、代筆書家の仕事です。

いただいた嬉しいレビューの数々

お客様からのメッセージ

想いの代筆書家は「気持ちを言葉にする」ことに向き合う

これは私の持論ですが…

他人の想いを代弁させていただくには、まず、自分自身の気持ちを言語化することと、向き合わないといけません。

自分自身の「本音」と向き合っているからこそ、相手がまだ口にできていない、「本音」を汲み取ることができます。

綺麗な言葉を並べるだけでは、もらった相手の心も動きません。

そこに、それまで伝えられなかった本音が込められているからこそ…感動するのだと思います。

自分の心にブロック…「表現できない言葉」があると、人の想いを代弁する言葉も、出てきません。

例えば、「自分の母親のことを好きじゃないから、母の日のオーダーの言葉が出てこない…」ってことも、実際、起こります。

いろんな親子関係がありますから、それってなかなか難しいとは思うんですよ。

だけど逆に、お客様から「母に対する想い」を聴くことをきっかけに、自分の母への想いを見直せた…という例もあります。

もちろん人間だから、いろんな感情があるのは当たり前。

良い気持ちであれ悪い気持ちであれ、『自分の気持ちと逃げずに向き合うぞ』という心意気が、代筆書家には必要です。

文章は独りよがりではいけない

贈り物の文章は、独りよがりでもいけません。

贈り主の気持ちが伝わればいい!!

…のではなくて、贈られた相手がどう思うかまで、想像する必要があります。

ですから、「こんなことを伝えたい」と言われても、「それを相手に伝えるためには、その表現じゃないほうがいいな」と思ったら、言葉のニュアンスを変えさせてもらうこともあります。

なので、実は使ってはいけない「禁止ワード」などもあります。

(例えば、親から子へ文章を贈るときは、子供側に「子どもの頃のあなたが可愛かった」のような、過去を賞賛するような言葉を贈ってはいけません。)

代筆書家のコースでは、むしろ、文字の上手い下手よりも、「文章力」に比重を置いているので、文書の添削はかなり厳しめです。

私至上、一番厳しいコースだったかもしれません…(笑)

FBグループの添削をチラ見せ

添削動画配信

実際のコミュニケーションでも役に立つ

この、「いかに伝わる文章にするか」を考える事は、普段のコミュニケーションにもすごく役に立ちます。

私自身、代筆書家になってから、

  • 人の話を聴けるようになった
  • 表面的な言葉ではなく、その奥の本音を想像できるようになった
  • 漠然としているモヤモヤ、イライラなどの奥にある自分の本音に、気づきやすくなった

と感じます。

つまり、自分の本音にも、人の本音にも敏感になったな、と思います。

…でも、人の言葉に敏感になったら、疲れちゃいそうじゃないですか…??

そんなことないんですよ~!!

というのも、人を傷つけるような攻撃的な言葉とか、嫌な言葉って、ほとんど「本音」じゃないんです。

他人の「本音」のほうに敏感になったら、むしろストレスがグンと減りますよ!

代筆書家になったおかげで伝える努力が楽しくなった

私は、なんでも思ったこと口にしていいとは、思わないんです。

だって、言葉って、もし世界に自分ひとりだったら、不要なもの。

誰かに何かを伝えるために存在するのが「言葉」だから、「どうしたら伝わるか??」と向き合うことが、とても大切だと思うのです。

他人の想いを代弁させてもらうことで、自分が口にしていなかった、伝えていなかった言葉に気づけることもあります。

代筆することは、他人の心を理解しようとする、訓練でもあります。

口下手な自分だったからこそ、アート書道は私にとって「手紙」と同じ。

コミニュケーションのためのツールなんです。

想いの代筆書家を目指すには?

まずはアート書道基礎クラスで文字の基本を学びましょう!

基礎クラス受講後、希望者のみで代筆書家クラスは開催しております。

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