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考えすぎて良い文字にならない!あなたへ

書くときの「意識」についての質問にお答えします!

質問

文字を書くときに、「こう書かなきゃ…」とか「こう書きたい」を意識しすぎると、なんだかうまくいかない気がします。でも何も考えずに書いていても上達しない気がするし…

書くときはどんなことを意識したらいいのでしょうか?
えっちゃん先生は何を考えながら書いていますか?

文字を書くときの「意識」について

結論から言うと…

練習のときは、めちゃくちゃ考える。

本番は、何も考えない、です(笑)

私は本番の書を書くときは、あまり考えすぎないようにしています。

というのも、何かを意識しながら書くと、その「気にしていた何か」が、線に載るからです。

線を見ていると、気持ちよく書いたのか、

焦って書いたとか、ゆっくり書いたのか、イライラしてた、とか…

けっこう、分かるんですよね(笑)

 

だから「あぁ書こう」「こう書こう」という意識が強いほど、その意識が作品に見えてしまう気がするんです。

私達が書で伝えたいことって、「こう書きたい」ってことじゃないじゃないですか?

伝えたいことは、その言葉そのものだったり、その言葉を書くにあたっての感情のほうだと思うんですよね。

 

とはいえ。

 

じゃあ何も考えずに書いて上達するか?と言ったら、そんなことはないんですよね(笑)

「どう書きたいのか」「何を意識すべきか」を考えるのは重要なんです。矛盾するようですが。

これには、以前、ヴォイストレーニングの先生が教えてくれた、こんなアドバイスが役立つかと思います。

本番直前まで、ヴォイトレで学んだすべてのことを意識して、練習してください。呼吸法、腹圧、体の力を抜くこと…

そして、本番になったら、
それらすべてを、忘れてください。

そう!これに尽きる!

確かに、歌手の人がさ、歌うときに

「ここ次、大きい声だそ~」

「ここでは声かすれさせて、弱い感じに…」

とか、考えながら歌ってたら、感動しなそうじゃないですか?(笑)

感情を載せたときに、自然とそうなっててほしいですよね(笑)

本番に、自然とそれができるようになるために、普段の練習では、大きい声、小さい声、かすれた声…など、意識しながら練習するんですよね。

書も同じ。

練習時は、めちゃくちゃ色んなことを意識しながら練習します。

その練習をしまくってると、だんだん、意識しなくてもそれが体に染みついてくる。

そうなったら、本番、そのことを意識しなくても、自然とそれができるように、なっているんですよね。

練習で書くときは、

「どこを太くしようか」「どこに勢いをつけようか」「姿勢はどうなってる?」「呼吸はどうなってる?」「筆の向きは?」

など、いろーんなことを意識しながら書きまくり。

「考えなくてもやれるくらい、染みついてきた」

そうなってくると、見ていて気持ちい、作品が完成するんですよね。

だから、練習して練習して、「なんか…どれもしっくりこない…」と思ってもそれは当然。仕方ないんです。

真似すると上達するのはなぜか

人のマネをすると上達しやすいのは、「真似る」ということ以外に、意識が飛ばないからです。

「同じにしよう」

とだけ考えればいいから、一線一線に、集中しやすい。

いろんな意識が乗らないんですね。

だから、マネしてマネして、体がそれを覚えたとき、それがいつの間にか自分の作品に反映されてくる。

「考えなくても体が動く」状態にするんです。

スポーツ選手の筋トレとも似ていますね。

筋トレするときは、どこの筋肉が動いているとか、呼吸があっているかとか、めちゃ気を付けて、気にしながら筋トレして。

本番の試合になったら、考えすぎると体が動かない。

テニスとか、思考のスピードよりも明らかに球が速い。

直感で、勘を使って動かないと、考えていたら、絶対、追いつけないんだそうですよ。

結論まとめ:
練習のときは、めちゃくちゃ考えて練習して、筆の動きを体にしみこませる!

そして、本番は、何も考えない!

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