自分の作品を販売したい!
と思ったとき、いろんな方法がありますよね。
その販売方法をまとめました!
目次
販売する方法は大きく分けて3つ
- 1:フリマアプリで販売する
- 2:ハンドメイドマーケットアプリに出す
- 3:自分で通販サイトを作る
1:一番手軽!フリマアプリで販売する

フリマアプリとは「メルカリ」や「ラクマ」「Paypayフリマ」など、一般の人が不用品などを気軽に販売するために使うアプリです。
フリマアプリのメリットは…
新しい出品者でも「商品を見つけてもらいやすい」
その他のサイトでは、基本的に過去に販売実績が多い人などが優遇されるので、新規に参入した人はなかなか見つけてもらいにくいところがあります。
一方、フリマアプリは、不用品販売という性質上、誰でも気軽に出品して売れるように、その点が他のサイトより配慮されています。
とはいえ、過去の出品実績や、評価が高いほうが安心して購入してもらいやすいのは事実。
フリマアプリで販売したいと思ったら、作品がないうちから、先に不用品の出品をしたり、購入したりして、取引評価実績が増やしておくといいです。
好きな買い物するだけでも実績になるのがいいですね♪
匿名配送ができる
メルカリ、ラクマは、相手の名前も、こちらの名前も非公開で取引する「匿名配送」の仕組みがあります。
ラッピングにこだわらなくてもOK
もともと不用品出品のアプリなので、梱包がそこまで丁寧でなくても大丈夫なので、気楽に始められます。
売上金をお買い物に使える
売上金は同じフリマサイトでのお買い物に使えます。よくフリマサイトでお買い物をする人には嬉しいですね。
フリマアプリのデメリットは…
高額商品は売れにくい
もともと不用品販売のサイトなので、中古品が多数出品されています。お客様も「安く変えること」を求めている人が多いです。
そのため、高単価な商品(5000円以上)のものは売れにくいかもしれません。とはいえ高級ブランド品が値引きされて数万円でも安い…という物もあったりするので、絶対ではありません。ダメ元で出品してみるのもいいでしょう。
一点ずつしか販売できない
フリマアプリは不用品販売なので、基本的に商品は1点ずつしか販売できません。
通常の通販サイトなら、Aの商品の在庫を10個…など設定できますが、それができないのです。
例えば「母の日の感謝色紙」を1点アップして、一人に売れたら、売り切れになるので、また再度商品をアップしなおす必要があります。
写真のやり取りができない
トラブルがおきないように、写真やリンクをメッセージで送ることができない仕組みになっています。そのため、作品の下書きを送って確認してもらいたいときは、別商品として出品してその画像を見てもらう…というような手間が必要です。(もしくは、確認しない完全お任せ方式になります。)
お客様とのトラブルがあることも
一般人同士の取引になるので、たまに変なお客さんがいたりするのもフリマアプリが多いです。値切り交渉などもありますが、嫌な場合は値下げはしない旨を記載すれば大丈夫です。
入金がされない限りは発送しなくていいので、商品は送ったけど入金がない…ということはないので安心してください。
他にもトラブル事例はありますが、少ないですので、あまりトラブルを心配するより思い切ってやってしまいましょう!大体のトラブルは、誰かが過去に経験してくれていますので(笑)対処法もなんとかなります。
トラブル対応は、今のところ実績の長いメルカリが一番迅速な印象です。
メルカリ、ラクマ、Papayフリマの違いは?
フリマサイトは、販売したときに売上の数%が販売サイト側に支払われます。(販売手数料)%がサイトによって異なります。
販売手数料 | 特徴 | |
paypayフリマ | 5% | 最も手数料が安い |
ラクマ | 6% | 楽天point購入ができる 使用している人が他に比べると少ないのでライバルが少ない 売上を楽天pointで受け取れる |
メルカリ | 10% | 使っている人が一番多いので、売れるスピードが速い フリマアプリとしては老舗なのでトラブル対応が一番迅速 |
まずは、自分がよく使っているサービスに関連するものを選んでもいいでしょう♪
- Yahooカード、ソフトバンク、ワイモバ、Paypayユーザーなら…Paypayフリマ、
- 楽天モール、楽天カードユーザーならラクマ
- メルカリでよくお買い物する人はメルカリ
フリマサイトを始めるときは友達招待してもらおう
新しく始めるときは、登録時に友達から「招待コード」をもらうとpointがもらえます。私の招待コードも貼りつけておきますね。
メルカリ:AGFDYN
ラクマ:kMRK5
Paypay:TTO8E1
2:ハンドメイドマーケットに出す
minne,Creemaなどのアプリです。フリマサイトと違い、ハンドメイド作家さん限定で出品できるショッピングモールです。
ハンドメイドマーケットのメリット
高単価商品も出品しやすい
ハンドメイドマーケットには、クオリティの高い作品、一点ものが多く並んでいます。購入するお客様も、ハンドメイド作品が好きで、「既製品にないもの」を求めている人が多いです。そのため、高単価な商品も多く、「送料無料」にそこまでこだわらないお客様が多いのもありがたいところです。
見た目がおしゃれ
ハンドメイドマーケットは、サイトのデザイン自体がとてもおしゃれ。見ているだけでワクワクします。
パソコンからもスマホからもサイト更新できる
スマホだけではなく、パソコンからもサイト更新ができるので、パソコンに慣れている人は時間短縮になります。
良いレビューをもらいやすい
お客様は出品者が「個人」であることを理解して購入してくれている方が多いです。そのため、企業よりもクレームがきづらく、良いレビューを書いてくれることが多いです。
ハンドメイドマーケットのデメリット
ライバルが多いので宣伝は自分で頑張る
ハンドメイドアプリは、作品のクオリティが高い出品者が多いです。また、実績があり人気の高い商品が上位に表示されるので、「出品したら売れる」ものではありません。あくまで、自分のSNSなどで、告知を頑張って、このサイトに引っ張ってくる…と考えてほうが良いでしょう。すぐに売りたい場合はフリマサイトのほうがオススメ。
写真のクオリティを求められる
サイトを見てもらうと分かりますが、ハンドメイドマーケットの商品写真はとても美しいものが多いです。この中でテキトーに撮影した写真を並べてしまうと、お客様に選んでもらうのは難しいでしょう。写真撮影の練習が必要です。
ユーザー登録をしてもらわないといけない
サイト内であなたの作品を見つけて購入してもらう場合はかまわないのですが、もしあなたのSNSサイトなどから直接ハンドメイドサイトに飛んできた場合、お客様はそのサイトでユーザー登録をしないといけません。それがちょっと手間だな、と感じる方はいるかもしれません。
ラッピングにも気を使う
ハンドメイド作家さん限定のサイトだけあって、商品を購入するととても可愛いラッピングで届くことが多いです。梱包方法にも気を使いましょう。
とはいえエコが大事な時代ですから、「簡易梱包で送らせていただきます」と記載してもいいでしょう。
ミンネとクリーマの違いは?
ハンドメイドマーケットはminneとcreemaが2強です。
minne | creema | 特徴 | |
販売手数料 | 売上の10.56% (売上は送料も含む) | 決済金の10% (決済金は送料も含む) <参照元> | 手数料の安さならcreema |
振込手数料※ | 1回につき220円 <参照元> *毎月月末締め翌月末支払い | 30,000円未満:176円 30,000円以上:275円 *入金は自分で申請が必要 <参照元> | 入金申請が面倒な人はミンネ |
作家数 | 65万人 | 16万人 | 商品点数や作家が多いのはミンネ ライバルが多いともいえる |
アプリダウンロード数 | 1000万件突破 | 800万突破 | ユーザー数の多さならミンネ |
※振込手数料とは?
商品代金は、購入者からいったんミンネやクリーマの販売サイトに支払われます。その後、売上があなたに振り込まれるときの手数料です。

CreemaはGoogleのショッピング検索に表示される
大きく差はない2つのサイトですが、Creemaの利点を見つけました!
Googleショッピング検索です。

Googleで検索したときに、「ショッピング」という項目があります。
ここをクリックすると、お買い物ができる商品だけが表示される便利な機能です。

Creemaに出品していると、このショッピング検索結果に表示されるんです。

商品も多く出てきますし、左側のお店を絞るところにも「Creema」が表示されています。(ちなみにメルカリもあります。)
ミンネやクリーマのサイトの中で見つけてもらうのは商品点数が多いのでかなり大変ですが、Google検索でピンポイントでその商品が欲しい人に見つけてもらえるのは嬉しいpointですね。
ほとんど条件は同じなので、これからハンドメイドマーケットに出す!という方はCreemaをオススメします。
3:自分で通販サイトを作る
ここまではショッピングモールサイトに出品する方法をお伝えしました。
ここからは、「自分で通販サイトを作る」方法です。
今までの方法は、いうなれば「大きな百貨店に、自分のお店を出展する」方法でした。
まず、お客様はメルカリなどのサイトにアクセスして、その中から自分の欲しい商品を探します。
つまり、ある程度「お買い物をしにきた人が集まっているところにお店を出す」方法です。
自分で通販サイトを作る場合は、街に個人でお店を出すようなものです。街にいる人は、お買い物をしにきた人とはかぎりませんし、あなたのお店に気づくかどうかも分かりません。
お客様の獲得から、自分でしていかなければなりません。
通販サイトを作る方法は数えきれないほどあるので、ここでは簡単にサイトが作れる「BASE」をご紹介します。
BASEでショップ開設

BASEはとても簡単に自分の通販サイトが作れるサイトです。
BASEはInstagramと連携ができる
BASEをオススメする理由は、「Instagramとの連携」が可能だから。

Instagram連携とは、このようにInstagramに投稿した写真に、商品の値段や購入サイトのリンクを追加できる機能です。
以前はミンネやクリーマにもあった機能なのですが、2021年7月現在はできなくなってしまいました。
印刷会社との連携でオリジナルグッズも
また、BASEには自分のイラストのデータをアップするだけで、マグカップやスマホケースを販売できる機能もあります。画像をアップするだけで、発送なども印刷会社がしてくれるので、とても便利な機能です。

BASEの手数料は?
BASEの手数料は2021年7月現在、6.6%+40円です。
売上金は自動的に入金される仕組みではなく、入金申請が必要です。
【振込手数料】一律250円 +【事務手数料】・2万円未満:500円/2万円以上:0円
手数料はCreemaとさほど変わりませんね。
Instagramの連携機能を使用しなければ、BASEにするメリットはさほどないのですが、nstagram更新を頑張っている人にはお勧めですよ!

まとめ:通販サイト、何から始める?
正直なところ…
通販サイトは、これら全部のサービスで、作れるだけ作るのが理想です。
それぞれに使用しているお客様がいるので、「どのサイトでも買える」ほうが、お客様にとって便利だからです。
色んなサイトで出品したぶんだけ、それだけ購入してもらえるチャンスは多くなります。
商品情報は使いまわしてOK
フリマサイトと、ハンドメイドマーケットはサイトの方向性が違うため、同じものは使えないのですが、例えば
・メルカリで出品した商品情報を、そのままラクマにコピペして使いまわす
・ミンネで出品した商品情報を、そのままクリーマ、BASEにコピペして使いまわす
ようにしても、全然OKです!
なので、まず、フリマサイトとショッピングモールサイト、各1つずつ決めて出品してみるといいでしょう。
早く売りたい季節ものはまずフリマサイトで
前述したように、ハンドメイドマーケットや自社サイトは、出品したら「すぐ売れる」ものではなく、サイトを育てていかなければなりません。写真もクオリティの高いものが求められます。
ですから、「母の日ギフト」「父の日ギフト」など、売れる時期が決まっていて、しかも、もうその前月だ!…という急ぎのときは、フリマサイトに出品したほうが売れる可能性は高くなります。(フリマという性質上、急いで購入したい人も多いです)
何からしていいか迷う人は、まず、メルカリなどのフリマサイトで出品して、商品オーダーの実績を積みながら、徐々にハンドメイドマーケットのサイトを育てていくとよいでしょう。