作品制作の色紙の種類について
今日は私が作品制作に使用している「色紙」の種類についてお話します!
この記事の目次
色紙の紙の種類
一般的に購入できる色紙には、紙タイプが3つあります。
- 奉書紙(ほうしょし)
- 画仙紙(がせんし)
- ドーサ引き画仙
の3つです。
奉書紙(ほうしょし)
紙の表面がツルサラで、コピー用紙に近い質感です。
マーカー等で描くのに適しているので、サイン用や寄せ書き、似顔絵用にも使われています。
最も安価で手に入ります。100円ショップで売っている色紙も奉書紙タイプが多いです。(3枚100円ならまず奉書紙です。)
水彩画には向かないので、絵が入る作品には、私は使いません。
文字だけなら使ってもいいですが、私は描きにくく感じるので苦手です。
(ツルッとした描き心地が好きな方もいます。)
画仙紙(がせんし)
表面に和紙が貼りつけてあり、拡大すると表面が横縞でザラッとしています。
和紙は墨をよく吸うので、半紙や絵手紙で使う画仙紙ハガキに近い描き心地です。
100円ショップでも「画仙」と書いてあればこのタイプです。(以前セリアやキャンドゥで見かけました)
菊印、梅印、松印など、名前が違うと若干、墨の吸い具合や滲み具合が違います。色々試して好みを見つけるといいですね。
水彩絵の具を使わないパステルで絵や、水墨画風の絵柄は、この画仙紙を使用しています。
墨と筆で描く場合は画仙紙が一番描きやすいです!
ドーサ引き画仙紙(がせんし)
画仙紙色紙の表面に「にじみ止め」がしてある色紙です。(見た目は画仙紙とほぼ同じなので、一見では分かりにくいです)
すぐに水を吸わないので、水滴を垂らすとしばらく紙表面にしずくができます。
水彩画に適しています。
私は水彩で絵を入れる事が多いので、メインはこのドーサ引き画仙色紙を使っています。
色紙のサイズについて
色紙には、サイズも色々あります!
一般的に私たちがイメージする色紙は、実は「大色紙」というサイズです。
それより一回り小さいのが「小色紙」
大色紙の4分の一が「寸松庵」(すんしょうあん)
さらに小さい掌サイズが「豆・姫」です。
「寸松庵」(すんしょうあん)を「小色紙」だと思って買ってしまう方がいるので、注意してくださいね!
フリマサイトなどではサ色紙名がまちがっていることもあるので、購入前に表記サイズを確かめてね。
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