筆文字✕ミュージカル~ライフストーリー演劇~母娘の想い1~
こんにちは!
結び絵手紙教室講師の大和田悦子です。
私は、絵手紙の他に、
ライフワークとして、
人生経験を見つめることで、
自分の「使命」に気づく
ための「ライフストーリー制作」のワークショップを開催しています。
今回、筆文字アートの師匠の草刈正年さんの主催の、「共創自分ライブ」という舞台に、
「ライフストーリー劇団」として、
筆文字とミュージカルを組み合わせた演劇をしました!
内容を全公開します!
ライフストーリーミュージカル~母娘の想い~
エツコは大学受験を控える高校生。
母、リツコは、エツコを志望の大学に行かせるため、必死で働いていた。
フルタイムの仕事の後、食事を作るために家に帰り、また夜のバイトに出かけるリツコ。
友人から、遊びに誘われても、断ってばかりだった。
そんなある日、学校の担任から突然、
エツコが進学希望を就職希望に変更した、と連絡がある。
驚いて、母リツコは娘エツコを問い詰める。
エツコは、
「私が就職した方が家計が楽じゃん?お母さん我慢しなくてすむし。」
と軽くリツコをあしらおうとする。
「我慢なんかしてないわ!
お母さんにとっては、あなたの幸せが私の幸せなのよ。」
とリツコが怒ると、
「そういうのもういいんだよ!!
私だってお母さんが我慢してるの見たくないの!!!」
と、感情を爆発させる。
~娘から母への歌~
何もできない自分が嫌い 役に立てない自分が嫌い
我慢させてるの分かってたのに見ていただけの自分が嫌い
ごめんね ごめんね ごめんね ごめんね
ごめんね ごめんね
ごめんね…
ねぇ許してくれますか 見てるだけ辛いから 逃げ出した私を
ねぇ許してくれますか それでもまだ ただ あなたに
愛されたい私を…
歌:owada etsuko
「お母さんに我慢させ続けたら…いつかお母さんは私を嫌いになるよ。それが怖い」
と、エツコは本音をこぼす。
リツコは泣きながら、エツコを抱きしめる。
リツコは後日、娘に対する想いを手紙で伝えた。
~前半終了~
後半は、もうひとつ別の母娘の物語です。
劇の最後に、筆文字のスライドショーを流しました。
私の作品ではなく、母親リツコ役の筆文字アーティスト「うさぎ」さんが書いてくれた絵手紙です。
このスライドショーの評判がとてもよくて、皆さん涙を流しながら見ておられました。
筆文字と演劇の組み合わせの可能性を感じました!
そして、
このストーリーは、
演者自身の人生経験…「ライフストーリー」を元に作りました。
だからみんなセリフに熱がこもります(笑)
劇を通じて、自分自身の本音を表現する…
くすぶっていた想いに、居場所を与えてあげる。
それは、結び絵手紙教室で私が大事にしている「本音の表現」と同じです。
演じていて、自分自身もとても癒やされました!
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