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罪悪感と後悔を乗り越える方法

こんにちは!縁奈です。

今日は「罪悪感」と「後悔」を乗り越える方法についてお話します!

つい先日、罪悪感と後悔でいっぱいになる出来事があって、心がモヤモヤと晴れませんでした。

そんなとき私は…

夜、寝る直前に、「この問題を解決するヒントを夢に見せてね」って潜在意識に語り掛けてから寝るようにしています。

…するとバッチリ!!夢で答えが帰ってきました。

なのでまずは、私の夢の話をします(笑)

人の夢の話なんて、聞いててつまらない話の代表じゃねーか!!!と思うそこのあなた!最後に良い話にしますんでお読みください!!(笑)

ペットの死と後悔

夢に出てきたのは、実家で飼っていた愛犬、ペロの夢でした。

ペロは何年も前に亡くなっているんですが、いまだに毎年1回は必ず夢に出てきます。

とってもとっても可愛い子だったのですが…

私にとってペロは、罪悪感の象徴でもありました。

もっと可愛がってあげればよかった。

もっと大切にしてあげればよかった。

そんなことばかりが思い浮かぶのです。

夢は、「ペロが、生まれ変わって再び私の元に来てくれた」夢でした。

そこでペロが言うんです。

「えっちゃん、一番、僕としたかったことは何?」

もっとこうしてあげてれば…

もっとああしていれば…

ということは色々あるけれども。

ペロは、

「最も後悔していることは何なのか?」

を明確にして、と言ってくれているんだな、と直観的に分かりました。

そこで色々考え始めたんです。

もっとたくさん散歩にいってあげればよかった…?

(でもこれは私じゃない家族がしてくれてたから、ペロはそれじゃない、という)

リールを外してしまって、野良犬の群れの中にペロを入れてしまったこと?

(野犬と散歩したのはペロ的には楽しかったみたい。)

考えを巡らせていると、私が後悔していたことも、ペロ視点で見たら、実は楽しかったこともあった、とわかってきました。

じゃあ…私は本当は何をすべきだった…?

一番後悔していることは、何なんだろう…?

そこで思い返していくと…

あ、

「お布団で一緒に寝てあげることだ…」

ときが付きました。

ペロが子犬だったとき、ふかふかの羽毛布団が大好きで。

お布団ではしゃぎまわった後、一緒にお昼ねすると、とっても幸せそうにしていたんです。

でも、子犬のうちは良かったのですが、うちの田舎では犬は玄関か庭で飼うのが当たり前で、「室内犬」という概念がなかったんですね。

大人になってから室内犬がいると知り、すごく衝撃を受けました。

そのときに、「だったら、室内で飼ってあげたかった!!!」と強烈に思ったんです。

夢の中で、ペロと一緒にふかふかの羽毛布団で眠りました。

ペロも私も、幸せそうにしていました…。

夢の中のペロが教えてくれたこと

目覚めたとき、私はこの夢が昨晩の「問」の答えであると、すぐにわかりました。

この夢のメッセージはこうです。

1:後悔の内容を「具体的に」にせよ。

後悔しているのは、「本当はこうしたかった」が、あるから。まずは「こうしたかった」「こうすべきだった」を具体的に認識すること。

2:本当に「そうすべきだったか?」を考える

では、もしそのとき「そうすべきだったこと」をしていたら、どうなっていたでしょうか?

もしくは、自分が「そうしなかったこと」で、良かったことはありませんか?

私の場合は、後悔は相手(ペロ)があってのことでした。

本当にそれをしていたら、ペロは喜んでいたか?

本当に私がそれをしなかったことで、ペロは悲しい思いをしたのか?

思い返すと、そうでもないこともありました。

「相手が望んでもいないことを、してあげればよかった」とこちらが後悔するのは、

相手を勝手に「可哀そうな人」認定することであり、失礼で迷惑なこと。

相手のためを思って…の罪悪感が、まったく相手のためにならないのであれば、相手のためにも捨てましょう。

3:本当にしたかったことをしよう

思い返していくと、別にしなくてもよかったことが明確になってきましたが、やっぱり「本当はこうしたかったし、それをしたら相手もきっと喜んでくれていた」ことを見つけました。

罪悪感は、それを見つけるためにあります。

そして、その「本当はこうしたかった」を、今から、全力で行動すること。

もちろん、ペロのように…今はもう目の前にいないから、実際にしてあげることはできない場合もあると思います。

そのときは、

あのとき、それができなかった自分から、もし、同じ出来事が起きたら、今度はしてあげられる自分になること。

成長すること。

そしてそれは簡単なことではないはずです。

簡単じゃないからこそ、あなたはそのとき、「それ」をしなかったはずだから。

罪悪感て、とても重たく辛い気持ちになりますよね。

それは、「本当はこうしたかった」をできる自分になるためには、すごくエネルギーが必要だからこそ。

こんなつらい重たい気持ちはもうイヤだ…!そう思うからこそ、覚悟が決まるんです。

罪悪感は正当化するための言い訳

そこで冒頭の話題に戻ります。

先日、罪悪感でいっぱいになったことを思い返してみると…

どこかで、「私は悪くない」「仕方なかった」と思っている自分がいたんです。

「本当はこうしたほうが良かった」と認めると、今から、それをしなきゃならない…

それには凄く労力がかかる。

だから、「やりたくない」し、「やらなくてもいいんじゃない」と思う自分を正当化したい…

でも悪いとは思っている…その葛藤こそ、「罪悪感」の正体だったんです。

心から、「ああ、自分が本当に悪かった」「行動を改めよう」を「よし、やるぞ!!」と覚悟を決めたら、スゥッと楽になりました。

罪悪感は、自分を苦しめたり、言い訳に使うためにあるんじゃない。

「本当はこうしたい」に気が付き、行動するエネルギーにするためにあるんです。

まとめ:罪悪感と後悔を乗り越える方法

罪悪感と後悔を乗り越える方法はたった一つです。

あなたが本当にしたかったことをする。

もちろん、取り返しがつかないことも、世の中にはあります。

亡くしたペットが生き返ることもありません。

だけれど…

嘆いていても、相手が幸せになるわけではありません。

次に同じことがあったとき、また同じ行動をしてはいけないと、後悔は教えてくれています。

罪悪感を乗り越えるために必要なのは…

今度こそ行動する、という覚悟なのかもしれませんね。

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